おまけ

このたびは、ブログ「どうしようもない僕の足元にElonaが転がってきた。」の2012年エイプリルフール企画にお付き合い下さいまして、ありがとうございます。
2年ぶりのエイプリルフール企画なので、いつもよりネタ多め(当社比)にしてみました。
豪華なことに、偽Elona2のスクリーンショットの顔グラは、魔法中年さんに描いていただきました!
本当にすばらしい出来で、個人ブログのエイプリルフール企画などに使用するのはもったいないぐらいです。
そんなすばらしい顔グラですが、偽Elona2攻略本に載せたスクリーンショットは縮小されているので、せっかく描いていただいたイラストも小さいサイズでしかお見せすることができず、残念な感じになってしまいました。
改めて、偽Elona2のスクリーンショットを原寸で掲載させていただきましたので、ぜひご覧下さい。
「ロイター(男性版)スクリーンショット」
「ロイター(女性版)スクリーンショット」

…実は。
魔法中年さんには「ロイター(男女)」+「プレイヤー」の顔グラをお願いしていたのですが、「おまけ」としてあるキャラクターの顔グラまでいただいてしまいました。
それも、女体化バージョン付きで。
こちらも偽Elona2スクリーンショット仕様にしてみましたので、宜しければご覧下さい。
「○○(男性版)スクリーンショット」
「○○(女性版)スクリーンショット」
…伏字にするまでもなく、見る前から想像のついていた方がほとんどかと思います。
セリフやマップ名が中二病がかっているのは気にしないでやって下さい。
「エイス・テールの負の遺産(キリッ」とか、ちょっと言いたい年頃なのです。
メシェーラの侵食を食い止める鍵がエイス・テール期の遺跡の奥に残されているとか、そんな感じです。多分。
マニさま、機械文明には詳しいので攻略のヒントを教えてくれます。マニ信者限定で笑顔
…このダンジョンを攻略する間だけマニ信者になるプレイヤーが続出しそうです。

偽スクリーンショットの背景画像は素材サイト「誰そ彼亭」さま、ステータス部分のアイコンは素材サイト「化け猫缶素材屋」さまの素材を使用させていただきました。
それ以外は自作です…。
インターフェイスのたぐいを作るのは初めてで、半泣きになりながらIllustratorで作りました。
企画段階ではクォータービューのインターフェイスを頭に浮かべていたのですが、私の能力ではこれが限界でした。

ついでなので、偽スクリーンショットの解説と偽Elona2(脳内妄想Elona第二部)のシステムを簡単に説明します。
※中二病全開の「ぼくがかんがえたさいきょうのえろなだいにぶ」なので、原作にない設定を不快に感じる方はご注意ください。
また、これは脳内妄想であって実際にゲームを作る予定はありませんので、あらかじめご了承ください。

では、偽スクリーンショットの解説。
偽elona2スクリーンショット
「時計」「日付」「プレイヤーステータス」「MAP名」はその名の通り、見たままです。
「友好度ゲージ」は、NPCからプレイヤーへの友好度を色で表示しています。
友好度ゲージの色はNPC顔グラの背景色にも反映され、青からピンクになるほど友好度が高くなります。
Elonaを初めてプレイしたとき、自分の魅力が低くて店主に話しかけるほど嫌われる…ということに気づかず、無駄に話しかけては友好度を下げていました。
こうやって色表示にすれば、いかに自分が嫌われているか一目瞭然ですね笑顔

「メシェーラゲージ」は、そのマップ上でのメシェーラ汚染度を表示しています。
メシェーラの汚染度が高い場合は赤、エーテル濃度が高い場合は青になります。
インターフェイスのデザインが強引なおかげで針が見えにくいですが、ゲージの左半分の色が、現在いるマップの汚染状況です。
…エーテル寄りになったら針が日付に重なってしまうのは気にしないで下さい。
作ったときはそこまで考えていませんでしたぶるぶる

メシェーラ汚染度の高いマップは、ターン経過によってさまざまな変異を受けます(エーテル病のメシェーラ版)。
高価とはいえ入手する機会が多かったエーテル抗体と違い、メシェーラ変異を治療する薬は入手手段が限られています。
ヴァリウスを指導者とする理想共同体「ロスリア」が「第二のヴィンデールの森」から受ける恩恵を独占している状態なので、ゲーム開始直後はロスリアの同盟国以外ではまっとうな手段で入手できません。
したがって、第一部のエーテル病以上に「予防する」ことが重要になってきます。
メシェーラ変異防止エンチャントつきの装備とか、フィートとか、アイテムとか。
「マップによって装備を変える作業が面倒くさい!」という人のために装備マクロも実装しています。私の脳内で笑顔

基本的な流れは、「プレイヤーがメシェーラ濃度の高い固定ダンジョンを見つけて攻略→メシェーラ濃度の変化に連動してメインクエスト進行・イルヴァ情勢に変化」という感じです。
プレイヤーがメインクエストのストーリーに直接関わらないのは第一部と同じですが、一応、プレイヤーの行動がイルヴァを救う鍵となります。
「第一部の最後でレシマスの秘宝を入手したプレイヤーが、常闇の眼から得た知識に基づきメシェーラ濃度を測る装置を入手し、ノースティリスへと戻ってきた」というのが脳内第二部のオープニング。
メシェーラゲージを目安に、メシェーラ発生の原因とその解決手段を求めて世界各地を旅しダンジョンを攻略していく…とかなんとか。
第一部でレシマスを攻略したのは無駄な行動じゃなかったよ!やったねプレイヤーちゃん!…みたいな。
もちろん、メインクエストは強制ではないので、攻略せずに放置する選択肢もありです。
むしろ、エーテルを発している森(ダンジョン)を見つけては破壊することで、ゲーム開始直後よりさらに荒廃した世界にすることも可能!
全体のメシェーラ濃度を上げれば上げるほど、通常より強い変異種モンスターが出やすくなります。
一定のメシェーラ濃度を越えないと出てこないレアモンスターが強力な固定アーティファクトをドロップするのはお約束ですね。
逆に、一定のエーテル濃度を越えないと出てこないレアモンスターだってもちろんいます。
……。
「はく製や固定アーティファクトコンプリートのためにダンジョンの攻略順や攻略数を調整しないといけないなんて、糞ゲーにもほどがある」と思ったそこのあなた。
ご心配なく。
メインクエストをクリアすると、「すくつ」のメシェーラ版、エーテル版ダンジョンが出現します。
すくつのメシェーラ版は、潜れば潜るほどメシェーラ濃度が高くなる地下遺跡です。
すくつのエーテル版は、登れば登るほどエーテル濃度が高くなる塔です。
やり込み要素もきちんと実装されているのです。私の脳内で笑顔
このシステムだと、メインクエストを進めてメシェーラ濃度が下がるほどモンスターが弱くなるヌルゲーになりそうですが、実際には、プレイヤーのレベルに連動して出現するモンスターが高レベル種になる従来のシステムも脳内で残してあるのでご安心ください。

えーと、あと説明が必要なのは…。
メインクエストをクリアするとメシェーラ変異もエーテル病もない世界になりますが、プレイヤーの選択によって、再びメシェーラやエーテルの影響を受ける状態に戻せます。
イメージ的には、ゲーム「巡り廻る。」の闇の時代・光の時代のように、それぞれにメリット・デメリットがある2つの環境をプレイヤーが選択する感じで。
第一部エピローグの描写で見る限り、エーテルの風が止むことによってイルヴァの環境にかなり悪影響が出るようなので、メシェーラの影響が強まると食料の値段が高騰し、治安が悪くなる代わりに依頼報酬が上がったりするのでしょう。多分。
その辺は脳内設定も適当です。

最後に簡単なシナリオ説明。 ヴァリウスを指導者とする理想共同体「ロスリア」と、かつてのザナン第一皇位継承者にして現在のダルフィ支配者であるセビリス(クライン)率いる「新生ザナン」。
一つの国が二つに分かれ、更に周辺諸国の思惑もからんで一瞬即発の状態が続いているイルヴァ情勢。
虚空さんはエリシェに続いてラーネイレまで目の前で失った絶望から、またもやクラムベリー中毒者となっています(…)。
そんな虚空さんを、妄想少女リアナさんとロミアス(毒舌ながらも意外と面倒見が良い)が支えつつも、未来に希望を見いだせないまま無為に過ごす日々。
そんなある日、ロスリアの兵士に追われるひとりのエレアの少女が虚空さんの前に―。
…という、あまりにもお約束すぎる展開!
その後、色々あって最終的にヴィンデールの森は再生されたのでした。めでたし、めでたし。
いやー感動大作ですね笑顔

第一部に登場した人物たちも、色々とストーリーに関わっています。
ロイターさんは当初ロスリア所属で、軍上層部に命じられるがまま内部の反乱因子を粛清したり軍事的な人体実験に関わったりと嫌ーな任務につかされています。
偶然、虚空さんの消息を知ったことをきっかけに現在の己の在り方に疑問を持ち、ロスリアを出奔。
のちにセビリス率いる新生ザナンに加わり、虚空さんとも再会。
かつて同じ戦場で競い合ったふたりが、今また、共に剣を取り戦いへと身を投じる。
うっわー、これもお約束ですね。

逃亡中のサイモア元皇子は、ダルフィに潜伏していたところをセビリスに察知され(当たり前だ)、兄弟対面。
セビリスは、かつて自分を殺害しようとした弟のことを理解しようと試みるが、自然を慈しみ平和を愛したかつての心優しい弟はもうどこにも存在しないのだと悟り、決別。
セビリスと同じ左目を潰されてダルフィの路地裏に打ち捨てられたところを、爆弾魔ノエルに拾われる。
赤い花を咲かせたいノエルちゃんとイルヴァに傷跡を残したいサイモアくんが合わさり最強に見えるコンビが結成されるのでした。めでたし、めでたし。

…そんな感じで脳内妄想Elona第二部の設定はまだまだありますが、「簡単に説明」というレベルをとっくに超えているのでこの辺で。